住吉大社の土人形(郷土玩具)と灯籠

久しぶりに、初辰まいりの幟がたくさんの住吉大社へ。
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楠珺社(なんくんしゃ)の招福猫。左手招きは人招き(家内安全)、右手招きはお金招き(商売発達)。月の初めの辰の日(初辰日)に小猫を1つずつ集め、48体になると中猫に交換(始終発達/4年)。中猫2体と小猫48体で大猫と交換(12年)。左手・右手両方の大猫を集めて大願成就(24年)。(小猫:奇数月は左手、偶数月は右手をあげたもの)
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住吉大社の末社・種貸社。元は稲種を授かって豊穣を祈る神社だったが、商売の元手・資本充実や子授け・子宝祈願の神様としても信仰されるようになったそうだ。「一粒万倍」。子宝祈願の土人形「種貸人形」(種貸しさん)が美しい。他に種貸絵馬や、安産と腰痛除の「睦犬」(むつみいぬ)もある。こちらのサイトを見ると、種貸人形のデザインには時代による変化があるようだ。→「堺土人形と住吉大社の諸玩具
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種貸社の親子の狛犬はユーモラス。一寸法師発祥の地ということで大きいお椀の舟などもある。
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住吉大社の末社・侍者社(おもとしゃ)。良縁(縁結び・夫婦円満)の神様。えんむすび祈願の「侍者人形」(おもとにんぎょう)と夫婦円満祈願の「裸びな」が納められている(とくに侍者人形がたくさん)。
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住吉大社は土人形(郷土玩具)が豊富。種貸人形、睦犬、裸雛、侍者人形の他に、神子、神丑、神寅、神兎、龍頭宝船、神巳、神馬、神未、東天紅、金もち犬、こま犬、神猪。猿では喜々猿、厄除猿というのがある。他に「千疋猿」(組み猿)も有名。
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住吉大社は、灯籠もおもしろい。反橋(太鼓橋)前の飛びきり大きい灯籠(常夜灯)は、「翫物商」が寄進したもの。その後、玩具関係の企業が補修のたびに名を刻んだ台座を加えたようで、巨大な灯籠になっている。干鰯仲間(ほしかなかま)と書かれた灯籠も大きい(明治23年)。「うつぼ」と書かれているが、靱(うつぼ)公園の近くに市場があったらしい。他にも様々な業界の灯籠があるが、こちらにまとめられている。→「石燈籠マップ」(関西大学の黒田一充教授らの研究プロジェクト)
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松阪

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